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イエメン、タイズでの開発計画の実施を目指す

現在もフーシ派の包囲下にあるタイズで行われている取り組みは、タイズの人々に寄与し、紛争の余波を軽減することを目的としている。(資料:AFP通信)
現在もフーシ派の包囲下にあるタイズで行われている取り組みは、タイズの人々に寄与し、紛争の余波を軽減することを目的としている。(資料:AFP通信)
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04 Oct 2022 09:10:11 GMT9
04 Oct 2022 09:10:11 GMT9

アラブニュース

「イエメンの開発と復興のためのサウジ計画」におけるプロジェクトの確定を前に、事業計画と課題の再検討が行われた

アデン:イエメン当局者らは慈善団体と共に、現在既にタイズで行われている再建の取り組みの一環として開発計画を実施するため、計画の再調査を行った。

3日、タイズ県のナビル・シャムサン知事は「イエメンの開発と復興のためのサウジ計画」におけるプロジェクトを確定させるにあたり、事業計画と課題について議論した。

イエメンは現在、サウジアラビアと緊密に協力してタイズ大学医学部の設立、がん治療センターの建設、そしてタイズとメッカを結ぶ道路の通行再開を目指している。

シャムサン知事は、それらの持続可能なプロジェクトの目的は、フーシ派に包囲されたままになっているタイズの人々に貢献し、また紛争が脆弱なコミュニティに残した影響を軽減することだと語った。

一方、タイズ県の防衛・治安部門の次官であるアブドル・カリム・アル・サブリ少将は、紛争地域での地雷除去を専門とするスコットランドの慈善団体「ヘイロー・トラスト」と除去作業の取り組みについて話し合った。

サブリ少将は、対象地域の調査、埋設されている地雷の種類の特定、そして遭遇しうる地雷の対処についての市民の意識向上に関してヘイロー・トラストと協力することを約束した。

少将はまた、地元当局が優先度の高い対象地域の地雷除去において同慈善団体との協力作業を促進させ、人々の命を救うと述べた。

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