
ナジャ・フーサリ
ベイルート:レバノンとイスラエルは10月27日に、海洋境界の画定に関する合意に署名する予定だ、とレバノン大統領府関係者は16日、アラブニュースに話した。
「UNIFIL(国連レバノン暫定軍)の本部があるナクラ(市)で、合意文書に個別に署名する両国の代表団を迎え入れ、合意文書の写しを米国と国連に提出する準備が始まっている」とその関係者は話した。
「仲介役を務めた米国のアモス・ホッホスタイン氏がナクラに来て署名のプロセスに立ち会うことになっている」
10月11日、ミシェル・アウン大統領は、レバノン政府が米国が提示した境界画定案を承認したことを発表し、「(この合意は)レバノンをどん底から引き上げるだろう」と述べた。
先週、イスラエルのヤイール・ラピード首相は「これは歴史的な合意だ」と述べた。
レバノンとイスラエルは、米国の仲介によって、2年にわたって間接協議を行ってきた。