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イランの最高指導者、イラク内の米軍基地に対する攻撃を讃える

17 Jan 2020
80歳の指導者ハメネイ師が、カセム・ソレイマニ最高司令官の葬儀で人目をはばからず涙し、米国に対する「厳しい報復」を誓った。(AFP/ファイル)
80歳の指導者ハメネイ師が、カセム・ソレイマニ最高司令官の葬儀で人目をはばからず涙し、米国に対する「厳しい報復」を誓った。(AFP/ファイル)
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Updated 17 Jan 2020
17 Jan 2020

イランの最高指導者が1月17日(金)、2012年来初めての説教をテヘランで実施

ドバイ:  最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師は1月17日(金)に礼拝説教を行い、イラク内の米軍基地に対するイランのミサイル攻撃は、イランが世界大国に「平手打ちを食らわせる」ことを神が支援したことを意味すると語った。

イランとその宗教的指導者たちが国内外からの圧力にさらされる中、ハネメイ師は2012年来初めての大々的な説教をテヘランで行い、核開発プログラムに対して次々と米国から課される制裁措置にイランが屈することはないと述べた。

何千人もの人々がテヘラン中心部にある大きな礼拝堂の中に集まり、建物の周辺地区や通りにも溢れ、「アメリカに死を」と繰り返し唱えた。

この礼拝が行われる前の数日間、イランの指導者らはともすれば暴力的にエスカレートする抗議運動に直面していた。ミサイル攻撃開始から数時間後に軍部が誤って民間機を撃墜したことを認めたためだ。このミサイル攻撃は1月3日に、ハメネイ師の側近だったイランの最高司令官が米国によって殺害されたことへの報復として開始されたものだった。

「イランが世界の大国へ平手打ちを食らわせる力を持つという事実は、神の御業を表している」とハメネイ師は述べ、コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官殺害は、米国の「テロリスト的本質」を示すものだと言った。

ドナルド・トランプ米大統領は2018年にイランとの核合意を破棄し、制裁措置を再び課すことによって両国間の緊張に歯止めをかけていたが、先頃、イラン周辺一帯で代理武装組織を構築していたソレイマニ司令官をドローン攻撃で暗殺することを命じたのだった。

革命防衛隊はハメネイ師直属でイラン・イスラム共和国の防衛隊として働く部隊で、イラン国軍と併存している。革命防衛隊は当初数日間、民間機墜落への関与を否定していたが、1月11日、部隊の空軍オペレーターの一人が誤ってウクライナ国際民間機752を撃墜したことをついに認めたのだった。

176名の犠牲者に対する追悼集会は、まもなくイラン指導者たちに対する抗議運動へと変わっていった。抗議集会では人々が「ハメネイに死を」と唱え、テヘランなどの都市の壁にもスプレーペイントされた。イランではこうした大衆による抗議行動は禁固刑となることがある。

ハメネイ師は民間機の墜落について、悲劇であり非常に嘆かわしい事件であったが、米国とその同盟国によってソレイマニ司令官殺害から注意をそらすために利用されたと語る。ソレイマニ司令官の葬儀では通りに非常に多くの市民が詰めかけた。

民間機撃墜後の抗議運動には多くの大学生たちが参加していたが、そうした大学の外では厳しい取り締まりが行われたり、暴動取り締まりの警官が派遣されたりした。

ロイター

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