
モハメド・シャマア
カイロ:エジプト政府は、11月7日~18日にシャルム・エル・シェイクで開催される「2022年国連気候変動会議(COP27)」の際に代表団を運ぶため、環境に配慮したバス210台を提供した。
バスのうち100台は天然ガスで、それ以外は電気で走る。
輸送プロセスの監督者の一人であるアフメド・ファイズ氏はアラブニュースに対し、「バスはWi-Fi、携帯の充電器、ディスプレイ画面、身体障害者用スロープを備えています」と説明した。
「カイロ県とアレクサンドリア県の運転手を選び、交通局で最も有能な運転手約300人を会議に向けて訓練しました」と、訓練監督者の一人であるサイード・スルタン氏はアラブニュースに語った。
技術者、監督者、整備士、電気技師、空調技師も訓練を受けたという。シャルム・エル・シェイクには充電ステーションも設置された。
地方開発相のヒシャム・アムナ少将は自ら、南シナイ県知事のハレド・フォウダ少将と共に、道路、橋、広場、美化、およびシャルム・エル・シェイクのゲスト向け中央公園の設置などに関連したプロジェクトの進展をフォローしている。
エジプト政府はサミットにおいて、「持続可能な開発戦略2030」「気候変動戦略2050」「アフリカ都市会議2025」に関するビジョンとイニシアティブを提示する予定だという。