

ベルリン:ドイツとEUはイランの革命防衛隊をテロ組織に指定するか否か検討している。10月30日(日)、アナレーナ・ベアボック外相が伝えた。
「私は先週、更なる制裁パッケージの適用に加え、革命防衛隊をどのような形でテロ組織に指定することができるかといった検討も行うことを明言している」。10月30日(日)、ベアボック外相がドイツ公共放送連盟のインタビューの中で語った。
外相のコメントは、革命防衛隊の司令官が抗議者たちに対し「街頭で抗議活動を行うのは土曜日が最後になる」と警告を発した後に出された。イラン国内には抗議活動が広がっているが、この警告は既に激化している治安部隊による取り締まりが更に強化される可能性を示唆するものだ。
ドイツは先週、既に発表されているEUの制裁パッケージを超えるレベルで、イランに対する入国制限を強化すると発表した。
ベアボック外相はまた、イランと西側諸国との間で現在、核合意に関する交渉は全く行われていないと述べた。
ロイター