
ワシントンD.C.:ホワイトハウスの報道官は1日、米国はイランによるサウジアラビアへの脅威を懸念しており、必要であれば対応を躊躇しないと述べた。
米ホワイトハウス国家安全保障会議の報道官は、「我々はこの脅威を懸念しており、軍事・情報チャンネルを通じてサウジアラビアと常に連絡を取り合っている」と述べ、「我々は域内のパートナーと我々の利益を守るために行動することを躊躇しない」と語った。
報道官の発言の前、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、サウジアラビアを標的とするイランの攻撃が差し迫っていることを警告する情報について、サウジアラビアが米国と共有していると報じていた。
米国は、イランがウクライナとの戦争に使用する無人機をロシアに供給したと述べており、米政府は2018年に当時のドナルド・トランプ大統領が破棄したイラン核合意の復活に向けた取り組みを棚上げしている。
ロイター