
アンカラ:トルコ政府はイスラエルとの国交正常化に向けた新たなステップとして、4年ぶりにイスラエル駐在トルコ大使を任命した。
トルコメディアの報道によると、2010年から2014年にエルサレムのトルコ総領事館で勤務したベテラン外交官シャキル・オズカン・トルンラル氏が、2022年11月11日金曜の夜に出された大統領命で大使に任命されたという。
トルコ政府は2018年5月、イスラエル軍が多数のパレスチナ人を殺害したことを受け、イスラエルから大使を呼び戻し、また駐トルコ・イスラエル大使を追放していた。
イスラエル政府もこれに反発し、在エルサレムのトルコ総領事をトルコに送り返した。
両国の関係は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ新首相の前政権下でのパレスチナ政策を批判したことで悪化した。
しかしエルドアン大統領は今月初めにネタニヤフ首相が再選した際、祝福の手紙を送っている。
AFP