
アンカラ:レジェップ・タイップ・エルドアン大統領はG20サミットに合わせて行われた米国のジョー・バイデン大統領との会談後、トルコによる米国のF-16戦闘機の購入に関わる問題はじきに解決するとの見解を示した。
インドネシアのバリ島で開かれたG20サミットからの帰路、エルドアン大統領は記者団とのインタビューで、バイデン大統領は戦闘機に関する問題が「エルドアン大統領次第」だと述べたという。飛行機内での大統領発表としてそのように伝えられた。
エルドアン大統領はまた、来年6月に予定されているトルコの大統領・議会選挙の後にシリアのバッシャール・アサド大統領との関係を再検討することができると述べた。
バリ島から帰国する飛行機内での同発表によると、アサド大統領との会談の可能性について問われたエルドアン氏は、政治の世界に永遠の恨みやいさかいは存在しないと語った。
ロイター