
ゴブラン・モハメド
カイロ:20日、エジプト南東部の紅海県ラス・ガリブ市の北40キロにあるザファラナ・ラス・ガリブ道路でバスが大型トラックと衝突し、11人が死亡、27人が負傷した。
死亡者と負傷者はラス・ガリブ中央病院に搬送された。被害者家族により法的措置が開始されている。
同県の指令室が衝突の通報を受け、15台の救急車が事故現場に出動した。
治安当局によると、死傷者は全員エジプト人だという。
バスはカイロからフルガダへ向かっていた。
15日には、カイロ南西のニューバレー県でトラックとミニバスの衝突事故があり、14人が死亡している。
また、19日には、エジプト北部のナイルデルタ地域で、ミニバスが横転して運河に落ち、乗客20人が死亡したと検察当局は発表している。
検察によると、ダカリーヤ県の事故で負傷した8人のうちの1人である運転手は、薬物検査で陽性反応を示していた。
道路が手入れされず、法律が頻繁に破られるエジプトでは、交通事故は日常茶飯事である。加えて、多くの車両が道路走行に適していない。
エジプトでは、交通事故の犠牲者が増加している。中央動員統計局によると、昨年は7,000人が事故で死亡している。
2020年末時点では、57,000人以上が交通事故で負傷している。