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シリア首都近郊の爆発でイラン人大佐が死亡

イランは11年に及ぶシリア内戦でバッシャール・アル・アサド大統領の主な支援者となり、加勢のための戦闘員を派遣していた。(File/AP)
イランは11年に及ぶシリア内戦でバッシャール・アル・アサド大統領の主な支援者となり、加勢のための戦闘員を派遣していた。(File/AP)
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23 Nov 2022 08:11:37 GMT9
23 Nov 2022 08:11:37 GMT9
  • 革命防衛隊は殺害されたのは防衛隊に勤務していたダブード・ジャファリ大佐だと確認した
  • イランはこの「犯罪」に対してイスラエルは責任を取ることになるだろうと警告した

テヘラン(イラン):11月23日、イランの準国軍である革命防衛隊はウェブサイト上で、シリアで起きた爆発で隊員が死亡したと発表し、この件でイスラエルを非難した。

革命防衛隊は殺害されたのは防衛隊に勤務していたダブード・ジャファリ大佐だと確認した。
革命防衛隊は声明の中で、この「犯罪」に対してイスラエルは責任を取ることになるだろうと警告した。

イランは11年に及ぶシリア内戦でバッシャール・アル・アサド大統領の主な支援者となり、アサド大統領側の軍に加勢するためのイランが支援する戦闘員を中東全域から集め、派遣していた。

戦闘で数十名のイラン軍人が犠牲となったが、イラン政府は従来、彼らはシリアで軍事顧問の役割を果たしているだけであるとしてきた。

イスラエル当局者は過去に、イランがシリア国内に、とりわけイスラエルが支配するゴラン高原近くの南部に拠点を築くことを阻止することに尽力すると発言していた。

近年イスラエルは、シリアの政府支配地域内の目標に対し、数百回の攻撃を行っているが、これらの作戦について認めることや言及することはめったにない。

しかしながら、イスラエルはレバノンのヒズボラなど、イランと同盟関係にあり、アサド大統領側の支援のために数千人の戦闘員を派遣している武装派組織の拠点を標的としていることは認めている。

AP

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