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トルコがイラクとシリアでクルド系勢力支配下の500ヶ所近くを攻撃

トルコのフルシ・アカル国防省(写真中央)が、トルコ軍(TSK)司令官らと共に、イラクとシリアの北部地域に対する新たな空爆作戦の指揮をとっている。アンカラのトルコ空軍作戦司令室にて撮影。(AFP通信)
トルコのフルシ・アカル国防省(写真中央)が、トルコ軍(TSK)司令官らと共に、イラクとシリアの北部地域に対する新たな空爆作戦の指揮をとっている。アンカラのトルコ空軍作戦司令室にて撮影。(AFP通信)
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23 Nov 2022 08:11:00 GMT9
23 Nov 2022 08:11:00 GMT9
  • トルコ政府は「鉤爪と剣作戦」の一環として、一連の空爆を20日に開始

イスタンブール:トルコのフルシ・アカル国防相は23日、トルコ軍が空爆作戦の一環として、イラクとシリアにおいてクルド系勢力が支配する500ヶ所近くを攻撃したと発表した。

「作戦においてこれまでに471ヶ所を攻撃し、254人のテロリストを制圧した」と、トルコ国営のアナドル通信がアカル国防相の話として報じた。

トルコ政府は「鉤爪と剣作戦」の一環として、一連の空爆を20日に開始した。

レジェップ・タイップ・エルドアン大統領は22日、国際的な反対の圧力を無視し、シリアに対して「戦車と兵士を用いて」地上作戦を開始することを示唆した。

トルコによる空爆は、11月13日にイスタンブールにおいて6人が死亡し、81人が負傷した爆発事件を受けた措置だ。

トルコはその爆発事件について、欧州連合(EU)と米国がテロ組織としてブラックリストに登録しているクルド労働者党(PKK)にその責任を負わせた。

1984年からトルコ政府に対し武力闘争を行っているPKKは、爆発事件に対する一切の関与を否定した。13日の爆発事件は、トルコで2015〜2017年にかけてテロ攻撃が多発したあとの最近5年間では、最多の死傷者を出した同種の事件となった。

AFP

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