
アラブニュース
イエメンのアフマド・アワド・ビン・ムバーラク外相は11月27日、スティーブン・ファギン駐イエメンアメリカ大使に対し、フーシ派はテロ集団に分類されるべきだと述べた。
ムバーラク外相は、イエメン政府はフーシ派をテロ組織に指定する予定だとした上で、これらの決定への国際社会からの支持の重要性を強調した。
国営ニュース局SABAによると、両者は和平プロセスが直面する問題とフーシ派が国際航行、国際的平和・安全に与える脅威について議論した。
報道によると、ムバーラク氏はフーシ派が「社会を洗脳」して国民の統一ではなく「人種差別主義的アイデンティティ」を押し付けようとしている、と述べた。
ファギン大使は、アメリカはフーシ派による石油関連施設へのテロ攻撃を非難するという立場をあらためて表明し、イエメンの安全と安定、統一を支援すると強調した。
一方、ムハンマド・ビン・サイード・アル・ジャベール駐イエメンサウジアラビア大使は、イラン製の武器を用いたフーシ派による給油港への攻撃は「テロ活動」だと述べ、フーシ派による民間施設への攻撃はイエメン国民の利益を損なうものだと付け加えた。
「国際社会は停戦を支援するために動いており、我々もその努力を支持する」と大使は述べた。
「我々は国際的な努力がフーシ派を動かして、和平プロセスに協力させることを期待する」
大使はまた、アラブ通貨基金がイエメン中央銀行を経済安定化に向けて支援するとも表明した。