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- 26 Apr 2024
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エルシーシ大統領、故安倍晋三元首相の名前にちなんで歩道橋を命名
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30 Dec 2022 11:12:19 GMT9
30 Dec 2022 11:12:19 GMT9
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シャンタル・フアド
ドバイ：エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は2020年、首都の主要道路を結ぶために新しく建設予定の歩道橋の名前を、日本で歴代最長期間首相を務めた安倍晋三氏にちなんだものにするよう指示した。
1954年以来、日本とエジプトの協力は重要なものであり続けてきた。日本は最初の技術支援を行い、続いて1973年に無償資金協力を提供し、その後も複数の協力を行ってきた。
1977年に国際協力機構（JICA）エジプト事務所が設立されて以来、二国間関係は常に互恵的なものだった。両国は地域および世界の安定と発展を促進すべく努めてきた。
2015年の安倍首相のエジプト訪問および2016年のエルシーシ大統領の東京訪問の後、両首脳は「日本・エジプト共同声明」を宣言した。これは、「エジプト・日本教育パートナーシップ」などの協定を交わすことを通した、教育、電力、保健の分野を中心とした既存の戦略的関係のさらなる強化に向けた最初の一歩とされた。
日本はエジプトに対し協力の提供を続けた。象徴的な協力プロジェクトとしては、カイロ・オペラハウス、カイロ大学付属小児病院、大エジプト博物館などが主なものだ。
エルシーシ大統領は、カイロ東部にシンゾー・アベ軸線道路を建設するに際し、その重要性から、先進的な工学と建設プランを採用するよう求めた。
全長8キロメートルのこの軸線道路は、カイロ東部地域の交通を整理し東部地区をニューカイロや新行政首都と結ぶ極めて重要なものとなる。また、日本の伝統的建築様式で仕上げられた歩道橋も設置されている。
この歩道橋を故安倍元首相の名前にちなんで命名するという決定がなされたのは、安倍氏が健康状態を理由に首相を辞任した1ヶ月後のことだった。
JICAは、両国の継続的な協力を通して、エジプトの発展ひいては両国関係のさらなる強化のための支援を今後も提供していく。
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