
アラブニュース・ジャパン
エミレーツ学校教育基金は、アラブ首長国連邦(UAE)の公立学校3校において、日本国際協力センターとの協力のもとで作成したカリキュラムの一環として日本語コースを導入している。
カリキュラムへの日本語コースの導入は、ツールとして言語を使用することで生徒たちの間の文化的多様性を高めることへの同基金の関心を反映したものだ。
「言語プロジェクト」は、学習中の言語が話されている国々の習慣や伝統を生徒たちに紹介することを通して、国内の多言語・文化間コミュニケーションネットワークを強化することを目的としている。それは、使われる単語や表現の中に一般に存在するような、言語に付随する文化的関連性を特定することを通して行われる。
UAEの生徒たちが日本語に親しむことで、文化的・認知的交流だけでなく、コミュニケーション能力や、対象となるコミュニティとの間の民間交流も促進されてきた。