
アラブニュース
カイロ:スエズ運河当局は9日、このエジプトの運河で座礁した貨物船がその後、離礁したと伝えた。
運河サービス会社のレス・エージェンシーズは、貨物船MVグローリーが、スエズ運河のあるイスマイリヤ県カンタラの街付近で座礁したと伝えた。
同社は、3隻のタグボートがこの貨物船を離礁させるために作業を行ってきたと伝えた。
当局は、貨物船が座礁した原因について詳細を掴んでいない。
M/V GLORY has been refloated by the Suez Canal Authority tugs.
— Leth (@AgenciesLeth) January 9, 2023
21 vessels going southbound will commence/resume their transits. Only minor delays expected.
8日、北部の県を含むエジプトの一部では悪天候が続いていた。
M/Vグローリーは運河を通過するため南に向かう船団と合流する際に座礁し、その後タグボートがこの船を離礁させようとしている。オサマ・ラビエ氏がアル=アラビーヤに対して語った。
船舶追跡サービスのVesselFinderとMarineTrafficのデータによれば、この船はマーシャル諸島籍船のばら積み貨物船だ。
The Suez Canal Authority continues their efforts to refloat M/V GLORY assisted by the three tugs – Port Said, Svitzer Suez 1 and Ali Shalabi.
— Leth (@AgenciesLeth) January 9, 2023
Picture Credit: Fleetmon#SuezCanal #Grounding pic.twitter.com/04qQA2XFnz
イスタンブールに本拠を置き、ウクライナの穀物輸出を監督する共同調整センター(JCC)によれば、この船は65,970トンのトウモロコシを積んで、中国に向けて12月25日にウクライナのチョルノモルスク港を出港した。
国連、トルコ、ウクライナ、ロシアの代表が含まれる JCC によれば、この船は 1月3日の検査の後、イスタンブールからの航海継続を許可された。
スエズ運河は、世界で最も通航量の多い運河の 1 つであり、ヨーロッパとアジアを結ぶ最短の航路だ。
(エージェンシーズとともに)