
アラブニュース
ロンドン:英国の親パレスチナ組織「フレンズ・オブ・アルアクサ(FOA)」が、サンドイッチチェーン「プレタマンジェ」に対し、イスラエルで数十店舗をオープンする計画の見直しを求めるキャンペーンを開始した。主催者らが金曜に発表した。
ロンドンに本社を置くプレタマンジェは、今後10年でイスラエルに40店舗をフランチャイズ展開することを計画し、イスラエルのファッションチェーン「フォックス・ウィゼル(Fox-Wizel)」およびレストラングループ「ヤージン・セラ(Yarzin Sella)」と法的拘束力のない10年間の契約を結んだ。
FOAによると、同社は3月までに正式契約を済ませることになっているという。そのためFOAは、支持者たちに対し、プレタマンジェのCEOにメールを送って計画を進めないように求める行動を早急に起こすことを要請した。
「アパルトヘイトを行っているイスラエルで、今後10年にわたり40以上の支店をオープンするプレタマンジェの計画に対し、FOAは #PretAParatheidキャンペーンを開始した」と、FOAは述べた。FOAは、パレスチナにおける平等と正義を擁護し、イスラエルの不法占拠とアパルトヘイト体制に反対する非政府組織である。
Do you or anyone you know love a coffee at Pret? As a customer tweet @Pret using our automated tweet action to ask them not to support apartheid ⬇️ https://t.co/ulGwBXTu46
— Friends of Al Aqsa (@FriendsofAlAqsa) January 13, 2023
By opening stores in Israel Pret would support & normalise Israel’s apartheid in Palestine#PretAPartheid pic.twitter.com/4YPp8ZoWNL
「このキャンペーンの結果、プレタマンジェのソーシャルメディアプラットフォームには抗議のメッセージが殺到し、この48時間で数百人がプレタマンジェのパノ・クリストゥCEOにメールを送った」と、FOAは付け加えた。
「プレタマンジェの発表は、イスラエルのアパルトヘイト体制と現在も続く国際法違反を支持することを示す、明確なサインである」
「プレタマンジェは自社のウェブサイトで、新鮮な食べ物とコーヒーを提供しながら『正しいことをしようとしている』と主張している。しかし、#PretAParatheidキャンペーンはパノ・クリストゥCEOに宛てたメッセージで、『アパルトヘイトの国に支店を開くことは間違ったことである』と訴えている」
プレタマンジェは75年にわたりパレスチナ人の人権を侵害してきた「アパルトヘイト国家」とビジネスを行うべきではない、とFOAは述べている。
Pret is planning to open branches in Israel. With the countless human rights violations, apartheid, and state terrorism performed daily by Israel, we demand that Pret should refrain from taking such a step and do what is right: Boycott Israel pic.twitter.com/ATnMzzbbtK
— Palestinian Forum in Britain (@PalForumUk) January 13, 2023
「イスラエルに店を開くことで、プレタマンジェはイスラエルの人権侵害に加担することになる」と、FOAのシャミウル・ジョーダー広報部長は述べた。
「プレタマンジェは倫理的であることが『コアバリュー』の1つであると主張しているが、国際法に何度も違反し、子供を標的にして殺害する国家を支持することは、倫理的ではない」
「プレタマンジェはサンドイッチ一つ一つに意見を求めるステッカーを貼っている…何百人もの人々が意見を送り、アパルトヘイトを支持しないように求めているのに、彼らは反応しないのだろうか?」
FOAはプレタマンジェにコメントを求めたが、まだ返答はないという。