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ヨルダン川西岸地区を急襲したイスラエル軍、逃亡者らの自宅を包囲
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05 Feb 2023 01:02:36 GMT9
05 Feb 2023 01:02:36 GMT9
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- イスラエル軍は、先週発生した銃撃事件の容疑者を捜索するため、ヨルダン川西岸地区のエリコ南西にあるアカバト・ジャブール難民キャンプに入ったと発表した
- 昨年はヨルダン川西岸地区と東エルサレムで150人近くのパレスチナ人が死亡しており、2004年以降で最も死者が多い地域となっている
アカバト・ジャブール難民キャンプ（ヨルダン川西岸地区）：イスラエル軍は土曜日、パレスチナの都市ジェリコ付近の難民キャンプを急襲し、パレスチナ人襲撃者の隠れ家とみなされる家屋を包囲した上で、発砲した住民に応射した。
パレスチナ保健省によると、この戦闘で6人のパレスチナ人が負傷し、2人が重傷を負った。ヨルダン川西岸地区の他の都市に比べて暴力が少ない、普段は静かなオアシスの町に衝撃が走った。
軍は先週、付近のイスラエル人入植地で起きた銃撃事件の容疑者を捜索するため、ヨルダン川西岸地区のエリコの南西にあるアカバト・ジャブール難民キャンプに入ったと発表した。
軍は先週土曜日、パレスチナ人銃撃犯が、ジェリコ付近の入植地のレストランで発砲事件を起こしたと発表した。犯人は1発発砲した後、現場から逃走したという。負傷者はなかった。これに先立ち、過去20年間で最も大規模なイスラエル軍の襲撃作戦が行われ、その後、東エルサレムでパレスチナ人による2件の攻撃によって7人が死亡していたことから、ヨルダン川西岸地区で緊張が高まっていた。
軍によると、数人のパレスチナ人が銃撃の後、家族の助けを借りて自宅に籠城し、今後の攻撃を計画していたという。
逃亡者を降伏させるため、イスラエル軍司令官が拡声器で警告を叫ぶ中、軍のブルドーザーが家の一つを壁で引っ掻いた。キャンプの住民によれば、子供を家から出さず、イスラエル軍との衝突を避けるよう各家族に促すメールが送られたという。
軍によると、容疑者とその家族は、家屋のひとつから数名ずつ出てきて、自首したという。治安部隊は家の大部分を倒壊させ、瓦礫とねじれた金属の山だけが残された。キャンプ地の通りを音を立てて走る軍用ジープに対して、パレスチナの抗議者たちが石や火炎瓶を投げつけ、複数の銃撃犯が発砲した。イスラエル軍は反撃し、6人が負傷したが、重傷者はいなかったとパレスチナ保健省は発表した。
AP
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