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カタール、W杯で使用した移動式住居を地震被災者に寄付

トルコに送られることになっている移動式住居の一群。2023年2月12日、カタールのハマド港。(カタール開発基金、ロイター経由)
トルコに送られることになっている移動式住居の一群。2023年2月12日、カタールのハマド港。(カタール開発基金、ロイター経由)
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14 Feb 2023 09:02:06 GMT9
14 Feb 2023 09:02:06 GMT9
  • カタール開発基金によると、最初の350ユニットが12日に発送された

ドバイ:カタールはトルコ地震被災者に住居を提供するために、昨年のワールドカップで使用した移動式住居1万ユニットを送ることを予定している。当局が明らかにした。

カタールによると、これらの移動式住居はワールドカップ開催中に同国に集まった約140万人のファンの宿泊施設として使用されたもので、当初から大会後には寄付する予定だったという。

カタール開発基金によると、最初の350ユニットが12日に発送された。

2月6日、マグニチュード7.8と7.5の地震が9時間の間隔で発生し、トルコ南東部と内戦で荒廃したシリア北部で3万5000人以上の死者を出した。捜索・救助活動が進むにつれ死者数はさらに増えるものとみられる。

破壊されたり激しく損傷したりした建物は数万棟に上り、数百万人が家を失った。地震発生後数日で避難所は満杯となったため、雨や寒さの中で多くの人が屋外で寝ることを余儀なくされている。

世界の国々と同様に、カタールなどの富裕な湾岸諸国も被災地に救助隊や援助物資を送っている。

UAEは救援活動のために1億ドルを提供すると約束した。サウジアラビアは物資を積んだ航空機8機をトルコとシリアに派遣した。

AP

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