
カイロ: エジプトのサーミフ・シュクリー外相は13日、カイロでゲイル・ペダーセン国連シリア担当特使と会談した。
エジプト外務省のアフメド・アブゼイド報道官は、ツイッターに投稿したメッセージで「シリアで政治的解決を進め、シリアの同胞の苦しみを和らげるために、エジプトと国連の間で継続的に調整が行われている」と書き記した。
シュクリー氏は、シリア平和を実現させるためのペダーセン氏の努力をエジプトが全面的に支援することを約束した。二人は協議と調整を継続することで一致した。
シュクリー氏は、国際決議に従って、シリア危機をできるだけ早く解決したいというエジプトの要請の枠組みの中で政治プロセスを復活させることが重要だと改めて述べた。
同氏はまた、ペダーセン氏に、2月に大地震がシリアと隣国トルコを襲った後、シリアに提供された援助・支援について説明した。
同じ日のそれより前に、アラブ連盟のジャマル・ラシュディ報道官は、アフマド・アブルゲイト・アラブ連合事務総長が、アラブ連盟と国連の間で進められている協議の枠組の中でペダーセン氏と会談し、シリアの最新情勢について議論したと述べた。
シリアのアラブ連盟復帰という具体的な問題について、ラシュディ氏は、そのことについて語るのは時期尚早だと述べた。アブルゲイト氏とペダーセン氏は、シリア危機における政治的膠着状態を打開するために引き続き努力することが重要だと強調した、と同氏は付け加えた。
震災後、シュクリー氏は2月にシリアを訪問し、エジプト政府からの連帯のメッセージを伝えた。2011年にシリア内戦が始まって以降、エジプトの外相がシリアを訪問したのはそれが初めてだった。
「主に人道的な目的のために私はダマスカスを訪問する」とシュクリー氏は当時話した。