
アディス・アババ :米国のブリンケン国務長官は15日水曜日、サウジアラビアとイラン間の合意を仲介した中国に一定の評価を与え、この地域に利益をもたらす可能性があると述べた。
「我々からすれば、緊張を緩和し、紛争を回避し、イランによる危険で安定を脅かす行動を何らかの形で抑止するのに役立つ動きは、どのようなものであれ良いことです」とブリンケン国務長官は、エチオピア訪問中に記者団に対して語った。
「各国が、できる限り行動を起こし、安全保障や平和的関係の進展に責任を持つことは、重要なことだと思います」とも述べた。
主要な石油輸入国である中国は先週、サウジアラビアとイランの関係を改善する合意を締結させた。
米国は、世界における中国の役割を不安定なものとして頻繁に非難しているが、大国の仲間入りをしたいのであれば、中国政府は国際問題においてより大きな責任を負う必要があるとも述べている。
AFP