ヒラ(イラク):戦争で荒廃したイラクの電力網が集中豪雨で破壊された後、少なくとも3人がイラク中部で感電死したと、医療関係者が13日に発表した。
3人の死亡は中部のバービル県で別々の事件として起こったと、県都ヒッラにある法医学研究所の所長、アーメド・サバ博士は語った。
死者は16歳、22歳、30歳で、うち1人は女性だったとサバ博士は述べた。
13日の嵐の中、被害者たちは全員が電力変動による家電製品の破損を恐れ、自宅の主電源を切るため外に出ていた。
この嵐はバグダッド南部のバービル県だけでなく、イラクの広い地域に混乱をもたらした。
ムハンマド・シア・アル・スダニ首相は13日、主要職員と治安担当者を除く公務員に、全国的に自宅待機を命じた。
北部のクルディスタン地方では、この雨によってハバト村に泥の川が流れ込み、いくつかの店が水害に見舞われたとAFPのカメラマンが伝えている。
AFP