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サウジアラビアはレバノンの安定化を切望している、と大使が言及

06 Feb 2020
ダリアンムフティーは、「サウジアラビアはこれまでも、そして今後とも、アラブ・イスラム諸国 の大きな資産であり、あらゆる場所でアラブ及びイスラム教徒の諸問題について援助・支援を続けている。」とサウジアラビアを称えた。(SPA)
ダリアンムフティーは、「サウジアラビアはこれまでも、そして今後とも、アラブ・イスラム諸国 の大きな資産であり、あらゆる場所でアラブ及びイスラム教徒の諸問題について援助・支援を続けている。」とサウジアラビアを称えた。(SPA)
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Updated 06 Feb 2020
06 Feb 2020
  • ブクハリ大使、ダル・ファトアでデリアン大ムフティー(Sheikh Abdul Latif Derian)と会談

Najia Houssari

ベイルート:サウジアラビアのブクハリ(Walid bin Abdullah Bukhari)在レバノン大使は、サウジアラビアが「レバノンの安保、安全、安定を強く切望している」と述べた。

大使は「サウジアラビアの全レバノン国民・機関に対する支援、そして共に中東にある兄弟国間の関係強化への強い期待」を繰り返し強調した。

これは、昨年10月17日に政府の腐敗に対する抗議運動が始まって以来、レバノンの国情についてサウジアラビアが出した最初の声明となる。抗議運動と銀行への規制を受けて、サウジ大使館はレバノンからサウジ市民を避難させる決定をした。

サウジ大使は2月4日(火)、レバノンのスンニ派イスラム教の最高権威であるデリアン大ムフティーとダル・ファトアで会談を行った後、このコメントを出した。ブクハリ大使は、「レバノンを荒廃させている暗雲がまもなく消え去り、愛、共存、繁栄、成長、安全がレバノンへ戻って来る」ことを望んでいると述べた。

さらにブクハリ大使は、「デリアンムフティーの指導のもとでダル・ファトアが担う統一へ役割は、レバノンを荒廃させている危機への取り組みに貢献している」ことについて称賛を述べた。

ブクハリ大使は、提案されている米国の「世紀の取引」にも言及し、パレスチナ人民とその正当な権利に関するサウジアラビアの一貫した姿勢を再度確認した。

「サウジアラビアはパレスチナ人民の権利と、東エルサレムを首都とする独立国家パレスチナの確立を確固たるものとする唯一の解決策を支持し続ける」とブクハリ大使は述べた。

デリアンムフティーはそれに対し、次のようにサウジアラビアを称えた。「サウジアラビアはこれまでも、そして今後とも、アラブ・イスラム諸国 の大きな資産であり、あらゆる場所で、とりわけ危機的な時代に、アラブ及びイスラム教徒の諸問題について援助・支援を続け、さらにその賢明なる穏健なアプローチと確固たる努力によって全アラブ諸国間の仲裁と統一に寄与している。」

在レバノンサウジ大使館は最近も引き続き外交官の数を減らしていると報道されている。

大使館関係筋がアラブニュースに語ったところによると、「外交官数を減らしたり、外交姿勢を変更することは特に珍しいことではなく、大使館が外交官数の削減に関する情報を否定しないのであれば、それは事実」だという。

レバノンのハッサン・ディアブ新首相は、政府が信任投票を得た後、彼が最初に表敬訪問をする国はサウジアラビアだと約束した。しかし、大使館関係筋がアラブニュースに語ったところによると、「このレベルの話については何の調整も行われておらず、政府は今現在も信任票獲得のための手続き中」だという。

外交原則からいくと、信任投票を得た後に首相が最初に行う表敬訪問は大ムフティーとなっている。ダル・ファトア関係筋はアラブニュースに対し、「デリアンムフティーは過去の首相たち同様に今度の新首相も受け入れるだろう。この点については何の問題もない」と確認 した。

2月6日(木)、内閣は最終的な政策声明について議論を行うことになっている。これは政府がその任務を開始するための信任票を獲得するために議会へ提示する準備として行われる政府のアクションプランである。

レバノンはさらなる金融上のプレッシャーに直面しており、それによって経済破綻を引き起こしかねない。銀行入り口のドアに貼り出された掲示によると、銀行は預金者の現金引き出しを1週間おきとし、各週の引き出し上限金額を$300から$150へと引き下げた。銀行は公定為替レートを1ドル1,507 レバノンリラとしているが、預金者や顧客は現在ドル現金を受け取れない状態だ。

「我々は米ドルの為替レートを2,000レバノンリラに設定しようと努力しており、このレートに準拠しない金融業者は非認可の為替業者で、彼らによって市場に不均衡が生まれてしまうのです」と為替業組合の責任者であるマームド・ムラド氏がハッサン・ディアブ首相との会談後に語った。

経済学者たちは、政府が政策声明のドラフトに公約している改革の実施に向けて本気の対策を講じることを待ち望んでいる。

「提案されているどの金融オプションが実施されるのかを見守っているところです。ヘア カット(債務削減)、ベイルイン(債権者救済)、構造改革、為替レートの引き下げ、さもなければ資本規制ですが、これは財政政策が病の根源となっている今、レバノンの国民が大いに懸念するはずです」とベイルート商業組合の責任者ニコラス・チャマス氏が、レバノンのガジ・ワズニ財務相との会談後に語った。

チャマス氏は、「商売を営む者たちは海外送金の規制によって苦しんでいます。現金を除き、海外へ送金する方法がほとんど皆無なのです。我々は海外のサプライヤーに50億ドルの負債があり、たとえその一部でも支払いをする方法を見つけなければならないのです」と警告する。

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