
リヤド: サウジアラビアは、在シリア公館の業務を再開することを決定したと、同国外務省が9日に発表した。
この決定は、アラブ連盟が7日にシリア政府の復帰を決定し、10年以上にわたる中断に終止符を打ったことを受けたものである。
2011年11月には、同年の初めに始まった、平和的な抗議活動へのシリア政府の弾圧が、武力紛争に発展し、50万人以上が死亡、数百万人が家を失い、国のインフラと産業が打撃を受けたとして、アラブ同盟はシリアの参加資格を停止した。
「アラブ共同行動の発展に寄与し、この地域における安全と安定を強化するという観点から、また、カイロで開催されたアラブ連盟外相会合の閣僚会議が下した決定を考慮し、サウジアラビアは在シリア公館の業務を再開することを決定した」と、外務省は述べた。