リヤド:サウジアラビア通信社 (SPA)は23日、サウジアラビアの国防大臣を務めるハーリド・ビン・サルマン王子が、ラシャド・アル・アリミ議長らイエメン大統領指導評議会のメンバーと会談したと伝えた。
ハーリド王子は、イエメン国民の助けとなるあらゆる分野において、大統領指導評議会への支援を今後も続けると改めて表明した。
また王子は、イエメンの平和と発展を達成するための包括的かつ持続可能な政治的解決に向けた、国連特使の活動への支持を強調した。
アル・アリミ議長と評議会メンバーはサウジアラビアによる経済支援、開発支援、救援活動などの対応と、イエメン国民の苦難を和らげるための努力に謝意を示した。
議長らは、停戦と政治的プロセスの再開に向けた、またイエメンにおける包括的かつ持続可能な政治的解決に向けたサウジの役割についても賞賛した。
またハリード王子はアル・アリミ議長と評議会メンバーに、南北イエメン統一の記念日である「イエメン統一の日」へのお祝いの言葉を述べた。
駐イエメンのサウジ大使を務めるムハンマド・アル・ジャーベル氏は4月にサヌアを訪れ、停戦を再開させ、内戦に終止符を打つためにフーシ派と会談を行っている。