
アンマン:月曜日、ヨルダンのアイマン・サファディ外相は、英国のジェームズ・クレバリー外相と両国間の協力を促進する方法について協議したと、ヨルダン通信社が報じた。
両外相は、経済、貿易、観光、投資、軍事の分野で協力を拡大するという共通の願望に加え、地域紛争を解決し、安全と安定を実現するための両国の取り組みの継続について話し合った。
また、パレスチナ自治区における状況の激化を阻止し、公正かつ永続的な平和の実現に向けて前進するための取り組みにも焦点が当てられた。
サファディ外相はこの電話会談で、和平を実現する唯一の方法は二国家解決によるものであると再確認し、将来に向けたそのような見通しを損なうイスラエルの不法行為が停止されることの重要性を強調した。
サファディ外相とクレバリー外相は、シリア危機の政治的解決に向けた取り組み、さらにはシリア難民の自主的な帰国に必要な条件を見出す取り組みについて話し合った。
サファディ外相は、国際援助の減少の影響で、ヨルダンがシリア難民を受け入れる国として直面している課題に触れ、難民をめぐる負担は受け入れ国だけの責任ではなく、世界的な義務であると述べた。一方で、ヨルダンの開発プロジェクトに対する英国の継続的な援助ならびに地域危機への対応における同国の支援を称賛した。
クレバリー外相は、安全、平和、安定を強化する取り組みにおける重要な地域パートナーとしてのヨルダンの役割に感謝の意を伝えた。