
ハルツーム:スーダン軍トップのアブドゥル・ファッターフ・アル・ブルハン将軍は27日にテレビ演説を行い、イード・アル・アドハー(イスラム教の祝日)初日に「一方的」停戦を発表した。
「この度の陰謀においては、すべての人が目を覚まし、我が国の存亡危機に対応する準備ができていることが求められる。そのため我々は、すべての若者および防衛できる人々に、その居住地で、あるいは軍隊に加わることによって、この役割を果たすことをためらわないよう呼びかける」と、ブルハン将軍は演説の中で述べた。
ハルツームでは27日、準軍事組織が警察の主要拠点を占拠した後、戦闘が激化した。アル・ブルハン将軍とモハメド・ハムダン・ダガロ将軍率いる準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘は、軍事施設周辺に集中しているようだ。
同じく27日、国連はスーダン西部のダルフールで紛争が「憂慮すべきレベル」まで悪化していると発表した。
国連はまた、スーダンの暴力は10月までに100万人以上の難民を同国から追い出すだろうとも述べた。