アンカラ:ロシアは水曜日、シリアのイドリブ地域におけるトルコ軍や武装の存在が、シリアとトルコの国境での武器と弾薬の輸送同様、事態をさらに悪化させている、と述べた。
レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領が、もしアサド政権がイドリブ県の支配権を取り戻そうとして新たにトルコ兵士が傷つけた場合、ロシアが支援するシリア軍をトルコ軍が空でも地上でもシリアのどこかで攻撃すると発言したことを受け、ロシアの国防省が苦言を呈した。
クレムリンは、プーチン大統領とエルドアン首相は以前、シリア危機の段階的縮小について議論しており、ロシアとトルコの合意は完全に履行されるべきだと話した。
「ソチ覚書を含む既存のロシア・トルコ合意の完全な履行の重要性を確認した」とクレムリンはプーチン・エルドアン電話会談後の声明で述べた。
声明によれば、両首脳は「シリア危機解決の様々な側面、何よりもまず、イドリブ段階的縮小地区での再激化について」を話し合った。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は水曜日、モスクワはアンカラとの合意を引き続き順守するが、ロシアはイドリブ県での攻撃は容認できず、モスクワとアンカラの取引に違反するものとみなしていると述べた。
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