
スレイマニヤ: クルド労働者党(PKK)の “戦闘員 “4人がイラク北部でドローンの攻撃により死亡したとして、 クルド人自治区の当局者は、トルコ軍を非難した。
金曜日のイラク・クルディスタン地域第2の都市スレイマニヤ近郊での攻撃は、隣国シリアのクルド人当局によると、同じくトルコによるドローン攻撃でシリア民主軍(SDF)のメンバー4人が死亡したと発表した。
アンカラと西側の同盟国はPKKを“テロリスト”組織として分類している。トルコはまた、SDFの主要構成組織であるクルド人民防衛隊(YPG)をPKKの“テロリスト”の分派とみなしている。
トルコ軍はイラクでの攻撃についてほとんどコメントしないが、クルディスタン地方の山岳地帯にあるPKKの後方基地については定期的に目標としている。
金曜日の午後8時(17:00GMT)頃、 イラク・クルディスタンの対テロチームからの声明によれば、“スレイマニヤ北部のランギナ村付近でトルコ軍のドローンが車両を攻撃し、PKK戦闘員4人が死亡、1人が負傷した。”
1984年以来、PKKはトルコで反乱を起こし、何万人もの命を奪ってきた。アンカラは長い間、イラク北部の軍事拠点を維持し、定期的にPKKに対する作戦を展開してきた。
イラク・クルディスタンのシンジャール地区では、5月に1週間おきに2回の空襲があり、PKKに所属するヤジディ教徒の戦闘員6人が死亡したとして、地元の治安当局はアンカラのせいだと非難した。
2月下旬と3月上旬には、シンジャール抵抗部隊の戦闘員が再び殺害され、対テロチームがトルコによる攻撃とした。この運動は、2014年にダーイシュが数千人のヤジディ教徒を虐殺し、性奴隷として数千人の女性を拉致したことを受け、2014年に対抗するために武装した。
火曜日、イラクのムハンマド・シア・アル・スダニ首相事務所は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の“今後の訪問”について言及したが、 具体的な日時は明らかにしなかった。
会談では、水問題というデリケートな問題だけでなく、経済活動にも焦点が当てられるだろう。
バグダッドによれば、干ばつに苦しむイラクと共有する主要河川の上流にトルコが建設したダムが、近年の深刻な水不足の原因になっているという。
AFP