ロンドン:9月12日、マーティン・グリフィス国連事務次長(人道問題・緊急支援調整担当)はリビア東部に壊滅的被害をもたらした洪水の被害者を支援するために1,000万ドルを割り当てると発表した。
地中海のハリケーン「ダニエル」はリビア東部の多くの町で壊滅的な洪水を引き起こしたが、被害が最も大きかった都市はデルナであった。
「ダニエルによって数千人の犠牲者と広範囲にわたる被害が生じ、リビア東部の人々の暮らしは壊滅した」とグリフィス氏はX(旧名ツイッター)に投稿し、次のように続けた。「この困難な時に、我々はリビアの人々とともにある」
13日の時点で、洪水によってダムが決壊し、居住区が押し流された跡地で救助隊は2,000以上の遺体を発見している。一方、当局者は死者数が5,000を超えるのではないかと危惧している。