
リヤド:サウジアラビアは「ほかに類を見ないほど」欧州のニーズに応えられるユニークな立場にあるため、EUとの協力は、現在進行中の同国経済移行において重要な役割を担っているとハーリド・アル・ファーレフ投資相は語った。
リヤドで開催されたビジネスフォーラムの冒頭で、アル・ファーレフ投資相はサウジアラビア・欧州間の投資および貿易協力のチャンスを強調した。
「特に対外・対内投資の規模、多様性、質という点で、われわれのパートナーシップをさらに拡大する計り知れない可能性が残っていると確信している」と、23日に開催されたサウジ・EU投資フォーラムの冒頭で述べた。
アル・ファーレフ投資相は、この困難な移行期を乗り切ろうとする欧州企業にとって、「サウジアラビアは比類のない政治的・経済的安定をもたらしている」とした。
同大臣は、EU加盟国から1,300社を超える企業がサウジアラビアに投資していることを強調する一方、「サウジアラビアの重要な投資家は、ほとんどのEU諸国に(進出して)いる」とアピールした。