
東京:サウジアラビアパビリオンは、大阪・関西万博のスタッフにユニークなキャリアと自己啓発の機会を提供するとともに、サウジアラビア王国の文化遺産と世界への影響力を紹介するための文化交流プログラム(CEP)を開始すると、サウジアラビア万博事務局が火曜日に発表した。
CEPの最初の配置では、サウジアラビアパビリオンのチームから13名の職員が5つの国際パビリオンに配置され、一方、15名の訪問国際職員がサウジアラビアパビリオンで3ヶ月間のローテーション勤務を行う。
CEP期間中、訪問する国際交流職員は、サウジアラビアパビリオンのリーダーシップによる包括的な文化交流モジュールに参加する。この導入プロセスには、職場の健康と安全、サウジアラビアの博覧会における運営目標の概要、会場固有のトレーニング(熱管理を含む)が含まれる。
CEPには、訪問スタッフが新しいチームメンバーから全面的な支援を受けるバディシステムが導入されている。
サウジアラビアパビリオンのパビリオンディレクター、アデル・アルファイエズ氏は次のように述べた。「文化交流プログラムは、多様性を通じた団結を祝うもので、2025年大阪万博に参加する各パビリオンが物語を共有し、新たな友情を育み、パビリオンの壁を越えて広がる橋を築く場となる。」
アルファイエズ氏は、他のパビリオンでの滞在中に新たな文化や運営スキルを経験したサウジアラビアパビリオンのスタッフからのフィードバックを特に重視していると述べ、これが2030年リヤド万博の準備に不可欠な知見となるだろうと強調した。