
アラブニュース・ジャパン
東京に本社のあるゲームセンター、セガ池袋GiGOが28年の歴史に幕を閉じた。9月20日、日本の首都・東京で陽気なセレモニーが開催され、ファンはこの象徴的なランドマークに別れを告げる機会を与えられた。
8月にセガが発表していたとおり、1993年にオープンした9階建てのゲームセンターは、定期建物賃貸借契約が満了に伴い閉店した。二度と再開されない。
閉館式典では、ゲームセンターの前面に「28年間ありがとうございました」と記された垂れ幕が取り付けられた。
その同じメッセージが装飾されたシャツを着用したスタッフも式典に参加した。テーマに合わせて、日本のお店で閉店間際によく流れている「蛍の光」という曲も、原曲の「オールド・ラング・サイン」のメロディーそのままで流された。
また、館長がスピーチして、セガ池袋GiGOの長い歴史を振り返り、閉館が新型コロナウイルス感染症のためではなく「やむを得ない事情」によるものであることをはっきりさせた。
館長は、「私の力で何とかなるのなら、この場所でいつまでも営業して、笑顔を湛えた素晴らしいお客様たちをお迎えしたかった」と述べた。
そして、「残念ながら、この度ゲームセンターは閉鎖に至ってしまった」と付け加えた。