カイロ:アラブ連盟は、イスラエル当局による東エルサレムのシルワンにあるパレスチナ人の土地の没収を非難した。
アラブ連盟のジャマル・ラシュディ報道官は、イスラエルの行動は、占領地での一方的な措置を禁じる国際法と安保理決議に対する明らかな違反であると述べた。
イスラエルは12月初め、シルワンの土地を没収し、同地域の上空にケーブルカーを建設すると発表した。
ラシュディ氏は、東エルサレムからの財産収用と住民の立ち退きは、ガザ攻撃に対する世界的な関心に乗じて、東エルサレムを「ユダヤ化」しようとするイスラエルの組織的計画の一部であると述べた。
国際社会は、特に今日のイスラエルを率いる極右政権の動向を踏まえ、聖地に関するイスラエルの危険な政策に注意を払わなければならない、とラシュディ氏は付け加えた。
これとは別に、ラシュディ氏は、イスラエルがガザに対して開始した軍事攻撃の最中での国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の人道的努力を称賛した。
UNRWAの職員は「純粋に人道的な目的のために、勇敢で崇高な任務を遂行している」とラシュディ氏は述べ、UNRWAへの支援は、UNRWAの援助とサービスに頼っている何十万人ものパレスチナ人にとって生命線であると付け加えた。