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人権および公民権の中核的な問題としてのパレスチナ人のための闘い

26 Dec 2019
オピニオン---- @RayHananiaによれば、アラブ系アメリカ人は誰でも、正義のためにより効果的に闘うためには、まず、アメリカの問題の代弁者にならなければいけない。そうして初めて、それを土台として利用し、その他の理由のために闘うのだ。
オピニオン---- @RayHananiaによれば、アラブ系アメリカ人は誰でも、正義のためにより効果的に闘うためには、まず、アメリカの問題の代弁者にならなければいけない。そうして初めて、それを土台として利用し、その他の理由のために闘うのだ。
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人権および公民権には宗教や国籍、民族のアイデンティティがない。それらは普遍的な権利であり、つまり、人権を擁護して声を上げるために、人権侵害に直面する国、宗教、民族の集団の人間である必要はないということだ。

最強の声を上げるのが、ミネソタ州のソマリア系アメリカ人の議員、イルハン・オマルや、ミシガン州のパレスチナ系アメリカ人、ラシダ・タリーブのような女性であることはよくあることだ。オマルとタリーブはアラブ人でイスラム教徒、そして、パレスチナ人の人権および公民権を擁護する当然の代弁者だ。彼女らは地球上で最も抑圧され、不当に中傷を受けている人々である。

しかし、オマルとタリーブは、パレスチナ人とアラブ人の権利のための闘いにおいて最も勇敢なわけではない。その肩書きは、オマルの議員仲間のひとり、ベティ・マッコラムのものだ。マッコラムは元高校教師であり、販売員だったが、1986年に政界入りを決意し、市議会選挙で勝利した。

パレスチナ人の自由と平等のための彼女の闘いはパレスチナ人に対する民族や国籍、宗教上の親近感に立脚するものではない。人権および公民権は人種、宗教、国籍にかかわらずすべての個人の権利であるという純粋な信念によるものだ。これにより、マッコラムの意見や主張は正義となっている。

彼女は大胆不敵に立法を追求してきたが、他のアメリカ人なら避けるだろう。議会がアメリカの納税者の税金でイスラエルを支援する年間金融支援の40億ドルに制限をかける要請を却下した時、彼女は取り下げを拒否した。

彼女はイスラエルがパレスチナ人の子供たちを拘留するためにアメリカ人の税金を使うことを禁止する法案を提出した。イスラエルの軍事支配下で生活するパレスチナ人の子供たちの人権推進法または下院決議案2407である。

マッコラムは自分が親イスラエル派であることを肯定しているが、イスラエルの度重なるパレスチナ市民への人権および公民権の侵害に対して声を上げたため、AIPACの標的になった。AIPACは親イスラエル派の組織で、イスラエルの人権侵害を批判する人物や親イスラエル派への熱心な挑戦者に対して、何百万もの親イスラエル運動の種を広める包括的組織の役目を果たしている。彼女は典型的な平均的アメリカ育ちで、彼女の意見が反響を呼ぶのはそのためだ。

1992年に、マッコラムは、ミネソタ州議会選挙に勝利し、2000年の合衆国議会選挙に立候補するまで州議会の議員を務めた。ミネソタ州が第4選挙区として州になった1958年以降の、ミネソタ州でふたり目の数少ない女性議員になった。

マッコラムは、民主党議員、キリスト教信者、かつ、ふたりの子を持つシングルマザーとして、決して逃げることなく、最も論争を巻き起こすような過酷な課題を引き受けてきた。

それが理由で、彼女は、彼女を阻止し、彼女を黙らせるために議員の座を奪おうとするAIPACの試みに立ち向かうことができるのだ。

マッコラムは、民主党議員、キリスト教信者、かつ、ふたりの子を持つシングルマザーとして、決して逃げることなく、最も論争を巻き起こすような過酷な課題を引き受けてきた。

レイ・ハナーニア

彼女の伝記は彼女の自立を大きく讃えるものとなっている。おそらくそれにより、彼女は自分の州の住民に人気があり、海外の批評家から守られているのだ。マッコラムはアメリカの問題と闘うアメリカ人であり、パレスチナの問題ではなく、アメリカの問題としてパレスチナ人の正義のために闘うことができる。

マッコラムの公式の経歴によれば、「公共に奉仕する経歴を通して、女性議員であるマッコラムは、優れた教育の擁護者であり、環境を守り、医療を利用しやすくし、財政の責任を負い、力強く国際的な取り組みに従事してきた。その取り組みで、強力な国家防衛とともに、外交や開発を優先している」。

彼女の公式の経歴のどこにもパレスチナ人への支援やイスラエル政府の批判に関する言及はない。主流のアメリカ人が受け入れる主流の問題のために闘うことだけに極端に焦点が当てられている。.

マッコラムは、アメリカの有権者がアメリカの権利およびアメリカと他の国々とを隔てている正義の原則を主張するときに望むものをすべて持っている。

それがパレスチナ人に対する彼女の支援をこれほどまでに力強いものにしている理由だ。マッコラムはパレスチナ人の虐待をパレスチナ人やアラブ人、イスラム教徒の問題とは見ておらず、むしろ、純粋な形での人権および公民権の基本的かつ中核的問題と見ている。

これは、オマルとタリーブにとっての教訓である。これにより、彼女たちは、パレスチナ人、アラブ人、イスラム教徒の問題だけではなく、アメリカ人の問題や関心事の主張者として、さらに効果的に動くことができる。オマールとタリーブは、パレスチナ人の権利の効果的な擁護者になる前に、アメリカ人のためのアメリカの正義の代弁者になる必要がある。

アラブ系アメリカ人は誰でも、正義のためにより効果的に闘うためには、まず、アメリカの問題の代弁者にならなければいけない。そうして初めて、それを土台として利用し、海外のことであってもその他の重要な理由のために闘うのだ。

レイ・ハナーニアは受賞歴を持つ元『シカゴ・シティ・ホール』政治記者兼コラムニストである。彼には、彼個人のウェブサイトwww.Hanania.com.、Twitter: @RayHananiaで連絡を取ることができる。

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