リヤド:湾岸協力理事会(GCC)の社会開発担当大臣らが第9回閣僚理事会に出席し、GCC社会における真の価値観、家族の結束、そしてGCCの団結を守るための統一的な開発戦略について協議した。
サウジアラビアからは、アフマド・ビン・スライマン・アル・ラジ人材・社会開発省大臣が会議に出席したと、国営サウジ通信(SPA)オマーン支局が伝えた。
会議では、アラビア湾岸社会の結束と安定を強化するための統一政策を策定する必要性が強調された一方、市民権の概念やアラブ人・ムスリムとしてのアイデンティティを啓発していく重要性が示された。
大臣らは会議の中で、GCC加盟国における障害者の権限を強化するための統一された指導法や、同加盟国による「共同慈善事業」を指導するための法律について議論した。
また、GCC社会における女性のエンパワーメントに向けた取り組みを統一する戦略が概説された。