
ヌール・ヌガリ
リヤド:サウジアラビア以外のほとんどの人々に、この王国の改革姿勢が理解されていない。とりわけ女性の地位向上改革に関してはそうだ、とアメリカの優秀な外交官がアラブニュースに語った。
「私はある著名なサウジアラビアの女性によって…このことを思い出しました。彼女は幸せで、この改革を誇らしく思っています」と、アメリカ合衆国国務省報道官のモーガン・オータガス氏は語った。
「サウジの女性たちは強く、有能で、長期間教育を受けてきています、と彼女はこのその素晴らしい点を挙げました」。
サウジの女性たちはアメリカ女性たちに、自分たちに同情するのではなく、自分たちのことを理解してもらいたいのです」と、その女性はオータガス氏に語った。
オータガス氏は2010年米国財務副アタッシェに指名された後、ほぼ2年間サウジアラビアで暮らしていて、再訪はそれ以来初めてとなる。
「ここが同じ国だとさえ思えません」と、オータガス氏は語った。「この国だと分かりませんでした。これが10年前かつて暮らしていたのと同じディプロマティック・クオーターなのか、と信じられませんでした」。
アメリカ政府は中東問題に関して、いつもサウジの情報を歓迎するだろう、とオータガス氏は語った。「ジャレッド・クシュナー氏が立案した和平構想とビジョン等の事で、この大国の助けになりたいのです。これは完ぺきな構想ではないかもしれませんが、いつかこの地域に平和が来るならば、これに参加して関与しているサウジアラビアから訪れるでしょう」。