
リヤド: サウジアラビア外務省は、26日、サウジアラビアの南部国境をパトロール中のバーレーン兵士を狙った攻撃を非難した
同省は、ソーシャルメディア「X」上で声明を発表し、「我々は、姉妹国であるバーレーン政府と国民、そして殉教した英雄たちのご家族に対し、心からの哀悼の意を表します。サウジアラビア王国は姉妹国バーレーンに寄り添い、イエメン領土への武器輸出禁止の呼びかけはもちろん、テロ組織フーシ派民兵組織への継続的な武器流出を拒否する姿勢を改めて表明するものです」と述べた。
バーレーン軍司令部の発表によると、25日未明、サウジアラビア南部国境でイエメンの反体制派であるフーシ派による無人機攻撃を受け、バーレーン人将校と兵士が死亡したとのことである。
フーシ派は、サウジアラビア政府との間で和平交渉に向けた努力が続いていることから、今回の攻撃の実行を即座には認めなかった。
国営のバーレーン通信が伝えた軍事声明では、この攻撃で「多数の」バーレーン軍兵士も負傷したとしているものの、詳細については触れておらず、「今回のテロ攻撃はフーシ派によって実行されたもので、イエメン内戦が停戦中であるにもかかわらず、サウジアラビア王国南部国境のバーレーンの警備隊を狙って無人機を飛ばした」と述べている。