



日本の国土交通省(MLIT)が2月13日、リヤドでワークショップを開催した。ワークショップの狙いは、運送業界のレベルを向上させてきた日本の経験と技術を、急速に成長しているサウジの運送業界に共有することだった。
このワークショップは、「日・サウジ ビジョン2030」で設定された目標の1つを達成するための取り組みの一環として行われた。
ワークショップには約100名の参加者が出席し、最新のプロジェクトに関する情報がサウジの関係官庁によるセッションで共有され、日本の民間部門によるセッションで宣伝された。
参加者には公共・民間両部門のビジネス関係者らが含まれ、ワークショップでアイデアを交換し合った。
日本のビジネス関係者も、製造・貿易・金融などの分野から50名以上が出席し、落石を防止することのできる技術の他、地下鉄や鉄道の技術に関するプレゼンテーションを行った。
日本側からは大石英一郎MLIT国際担当大臣官房審議官が、サウジ側からはハイセム・J・ガウス運輸省提携協定担当ゼネラルマネージャーが主賓として招かれた。
ワークショップではさらなるビジネス上の議論を行うため、運送インフラのいくつかの現場を訪問するプログラムも用意された。