


岩井文男駐サウジアラビア大使は9月28日、アル・ジャウフ州サカカにあるアブドゥルラフマン・アル・スダイリー文化センターで「明治維新を通しての日本の経験」と題した公開講演を行った。
講演の中で岩井氏は、日本がその歴史の中で経験した社会・経済改革について語り、産業や文化の発展、人材の育成、国民の情熱といった点で、現在サウジアラビアで進められているダイナミックな社会・経済改革との共通点を論じた。
また、質疑応答を通じて聴衆と意見交換を行った。
講演に先立ち、大使はジャウフ州知事のファイサル・ビン・ナワフ・ビン・アブドルアジーズ王子を表敬訪問した。
また、アル・ジャウフ大学を訪問し、同大学のモハメッド・ビン・ムフリジ・アル・フワイティ学長を面会、それ以外にも商工会議所、ナワフ・アル・ラシェド遺跡博物館を訪問した。
岩井氏はXへの投稿の中で、この訪問は「楽しい経験だったが、同時にとても大変でした。アラビア語のリスニングと理解力の限界を改めて痛感しました」と述べた。
كانت تجربة ممتعة ولكن في نفس الوقت صعبة جدًا وخاصة في جلسة الأسئلة والإجابات. أدركت مرة أخرى قصور مهاراتي للاستماع والفهم باللغة العربية😔 https://t.co/ZYeVcvDagt
— Iwai Fumio🇯🇵 (@FumioIwai) September 28, 2023