アラブニュース

ジェッダ：昨今サウジアラビア当局は、国内各地で作戦を実施し、数人を逮捕して大量の違法薬物を押収している。

7日、ジェッダのキング・アブドルアジーズ国際空港とリヤドのキング・ハーリド国際空港のザカート・税・税関庁は、サウジに来訪した旅行者2人が合計1.33kgのヘロインを胃の中に隠して密輸しようとしたところを阻止した。

同庁は、麻薬取締総局と連携し、今回押収した薬物を受け取ることになっていた人々を逮捕したと発表した。

一方、ジーザーン州アル・ダイルの国境警備隊陸上パトロール隊は、115kgのカートの密輸を阻止した。

他にも、当局は、ジーザーン州アル・アルダにカートを密輸しようとしたイエメン人4人を逮捕したほか、アシール州アル・ラブワ地区で国境警備隊陸上パトロール隊が、医薬品流通規制の対象である錠剤51,000錠の密輸を阻止した。

麻薬取締総局は、タブーク地域でアンフェタミンを販売しようとした疑いでサウジアラビア人1人、ハシシとアンフェタミンを販売した疑いでカシム地域のサウジアラビア人1人、そしてシャブを流通させようとしたとしてジェッダでパキスタン人1人を逮捕した。

リヤド警察は、医薬品流通規制の対象である大麻と錠剤を販売しようとしたとしてサウジアラビア人1人を逮捕した。

ダンマン警察は、医薬品流通規制の対象である大麻、アンフェタミン、シャブ、錠剤の販売を試みた疑いでサウジアラビア人2人を逮捕した。

どの容疑者も予備的な法的手続きは完了し、検察に送検された。

密輸など法律違反の疑いがある行為を目撃したときは、メール（1910@zatca.gov.sa）または電話（国内からは1910、国外からは+966114208417）で通報できる。通報者情報は秘匿される。

通報によって薬物関連犯罪の発覚に至った場合、報奨金を受けることができる。