アラブニュース

リヤド：リヤドで開催されていた初となる湾岸協力理事会（GCC）と東南アジア諸国連合（ASEAN）加盟国の共同サミットが10月20日に閉幕したことを受けて、複数の国の首脳がサウジアラビアのサルマン国王に感謝のメッセージを送った。

サウジ国営通信が20日に報じたところでは、バーレーンのハマド国王はサミットを主催したサウジ国王に対する謝意を表明し、バーレーン・サウジ両国および両国民の間に深く根付いた歴史的関係と緊密な協力を称えた。サミットの議長はサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が務めた。

ハマド国王はまた、サミットの成果を称賛し、ASEAN各国との関係強化につながるものだと述べた上で、サウジアラビアのさらなる進歩と繁栄を望むとした。

カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド首長はサウジ国王および皇太子に対し、サミット中の厚遇への感謝を述べた。別々の2つのメッセージの中で、ハマド首長は今回のサミットを契機にGCCとASEAN諸国の関係が拡大することへの希望を表明するとともに、サウジ国王および皇太子の健康とサウジアラビアのさらなる進歩と繁栄を望むと述べた。

クウェートのシェイク・ミシャール・アル・アフマド・アル・ジャベール・アル・サバーハ皇太子も同様にサウジアラビアのサミット主催を称揚し、同国が中東地域および世界で果たす重要かつ決定的な役割をさらに強めるものだと述べた。

皇太子は続けて、このサミットはサウジの指導者がすべての分野で参加国との協力と既存の関係を発展・拡大するとともに進行中のグローバルな課題を背景に共通の関心事項に関する議論を進めたいと望んでいることを反映したものだと述べた。

シェイク・ミシャール皇太子はサミットを成功に導いた努力を称え、首脳会談中になされた実りある議論と提言が湾岸諸国とアジア諸国のパートナーシップを拡大し、参加国すべてにとって豊かな未来を築くことにつながるよう希望すると述べた。

皇太子は自身と代表団が受けた温かい歓迎と寛大な厚遇に対してサウジ国王および皇太子に感謝し、これは両国ならびに両国民の間の深い友好関係と強固な歴史的紐帯を体現するものだと述べた。