

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が同国の首都リヤドでアメリカ上院のリンゼー・グラム議員と会談を行った。21日土曜、サウジアラビア国営通信SPAが報じた。
会談では、緊迫するガザ情勢についての協議が行われた。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、これ以上の暴力の拡大を防ぐとともに、地域や世界の安全と平和に危険な影響を及ぼすことを回避するため、取り得るあらゆる努力を尽くす必要があると強調した。
また、パレスチナ市民が正当な権利を確実に享受するため、安定を回復し、平和に繋がる道へと回帰する条件を整えることが重要だと訴えた。
会談では、両国の友好関係や共通の利害問題についても意見が交わされた。
サウジ側からは複数の政府高官が、アメリカ側からは公式代表団としてサウジを訪問中の複数の上院議員が会談に出席した。