


アラブニュース
リヤド:王国全土で25の病院で、コロナウイルス感染症が検出された場合にこれに対応するための設備を整備したと、日曜日、サウジ保健省の報道官が語った。
彼はまた、海外にいる全てのサウジ国民が流行地域から退避、王国へ帰国し、必要な健康措置を受けたと語った。
モハメド・アブデラリは、2,200の病床が検疫のために割り当てられたと付け加えた。
王国では現在のところ、新型コロナウイルスの事例は記録されていないと彼は語り、サウジアラビアの貿易活動は影響を受けておらず、「通常通りだ」と付け加えた。
彼はコロナウイルス対応委員会の記者会見の中で語った。同委員会には、ハッジ・ウムラ省と外務省も参加している。
ウムラを担当するハッジ・ウムラ省のアブドゥルアジーズ・ワッザーン次官は、ウムラのためのビザを発給する自動システムと、ビザ処理システムの短期間の停止を開始したと語った。
「国外の代理店に加え、王国で事業を行っているウムラ関連の企業や機関に、予防措置が周知された」と彼は語った。
彼はまた、ビザ発給を停止する決定以降46万9,000人の巡礼者と訪問者が王国に滞在し、決定が発効して以降、10万6,000人の巡礼者が出国したと、語った。
サウジアラビアは先週、予防的措置として一時的にウムラとハッジのためのビザ発給を停止すると発表していた。