
リヤド:イスラエル・ハマス間の戦争の影響を受けている、ガザ地区のパレスチナ人へ向けたサウジアラビアの支援が継続している。
これまでに、サウジの援助機関、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、エジプトのエル・アリーシュ国際空港を経由して573トンの物資を届けてきた。
これらの支援には、食料バスケット、避難用バッグ、テント、毛布、マットレス、冬用衣類バッグ、乾燥ベビーフード、ナツメヤシ、医療資材などを搭載した24機の飛行機が含まれる。
また、救急車も送られており、20台中14台がすでにガザ地区に到着した。
さらに、KSreliefはジェッダのイスラミック港からエジプトのポートサイド港へ、401個のコンテナを搭載した3隻の船を送った。このうち258個のコンテナには病院向けの医療品が、143個のコンテナには食料と避難用品が積まれており、ガザに運ばれる予定だ。
一方、KSreliefのアーメド・ビン・アリ・アルバイズ氏は3日、リヤドで国連のイエメン駐在コーディネーター、デビッド・グレスリー氏と会談し、イエメンにおける救援と人道問題について話し合った。
3日にはまた、KSreliefとノルウェー難民評議会(NRC)のソマリア代表が協力協定を締結し、同センターはソマリアのブラオ技術研究所への支援として150万ドルを提供することに合意した。