リヤド:リヤドにある日本大使館の代表団が20日、天皇陛下の64歳の誕生日を祝福した。
岩井文男大使はリヤドの大使公邸で祝賀会を開催し、天皇陛下の誕生日を祝った。
祝賀会には、リヤド副知事のムハンマド・ビン・アブドルラハマン王子やサウジアラビアに駐在する外交団の代表が出席した。
岩井大使はスピーチで、日本とサウジアラビアの関係が長年にわたり進展してきたと強調した。昨年7月に岸田文雄首相がサウジアラビアを訪問するなど、両国の高官は頻繁にコンタクトを取っていると説明した。
さらに、2023年にサウジアラビアの国防大臣、産業・鉱物資源大臣、通信・情報技術大臣を東京に招待できたことを光栄に思うと語った。
岩井大使は、2023年に日本の民間企業が様々な産業分野でサウジアラビア企業と40の合意文書を締結したと述べた。
日本企業7社がサウジアラビアに事務所を開設したとも語った。
さらに日本は電子ビザや数次ビザを導入し、サウジアラビア国民が日本を訪問しやすくなる環境を整えたと説明した。2023年にサウジアラビア国民に発給されたビザの数は2022年の4倍に上った。
また岩井大使は、来年が日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年に当たることに触れた。