
リヤド:サウジアラビアは金曜日、現在オブザーバー国であるパレスチナが国連正式加盟資格を有することを認める決議が国連総会で採択されたことを歓迎した。
同決議はまた、安全保障理事会に対し、この問題を「好意的に」再検討し、パレスチナに正式加盟に伴う権利と便益を与えるよう勧告した。
サウジ外務省によれば、この決定は、パレスチナ人固有の自決権と、二国間解決の枠組みの中で独立国家を樹立する権利に関する国際的なコンセンサスを明確に表明したものだという。
王国は、決議案に賛成票を投じた国々の積極的な立場を評価する一方で、安全保障理事会の理事国に対し、”歴史的な責任を引き受け、国際的なコンセンサスに抗わず、パレスチナ人の道義的・法的権利に立ち向かうよう求める”と付け加えた。
総会の決議案採決では、143カ国が賛成、米国とイスラエルを含む9カ国が反対、25カ国が棄権した。