ミナ:世界中から200万人以上の巡礼者が、ハッジの最も重要な日に向けて、金曜日にミナでタルウィヤ・デーを過ごした。
巡礼者たちは預言者モハメッドの足跡をたどりながら、年に一度の巡礼の頂点であるアラファトでのワクファの最終準備を土曜日に行った。
サウジアラビアの報道機関によると、関係当局による効率的な交通と警備計画により、参拝者はスムーズに進むことができた。
保健省は巡礼者の健康を確保するため、34,000人以上の医師、看護師、薬剤師、事務職員を動員した。また、730台の救急車と7台の航空救急機が医療支援を提供し、189の専用病院、医療センター、移動診療所のいずれかに人々を搬送することができる。
同省によると、6月7日以降、医療センターでは巡礼者の心臓手術が180件行われ、470人以上の巡礼者が透析を受けたという。
火曜日の時点で、7万人以上の巡礼者が同省の医療サービスの恩恵を受けているという。
気温が43度まで上昇した地域もあり、同省はすべての巡礼者に対し、日差しの熱から身を守るために傘をさすこと、そして水分を十分にとるよう促した。
一方、ファイヤド・ビン・ハメッド・アル・ルワイリ中将は、サウジ軍は訪問者の安全を守るために重要な役割を果たしていると述べた。彼は最近、今年のハッジに参加する部隊を視察し、その準備態勢を確認した。
タウフィク・アル・ラビア・ハッジ・ウムラ担当大臣はソーシャルメディア上で次のように述べた: 「聖地の準備は万全であり、ハッジの旅に出発するすべての巡礼者を温かく歓迎します」
また、ヌスク・カードの導入も発表された。このカードは、巡礼者の個人情報や聖地での宿泊に関する情報を提供することで、認定された巡礼者を識別するのに役立つ。このカードの携帯は、ハッジの期間中、すべての訪問者に義務付けられている。
また、自治体・農村・住宅省は、22,000人の労働者と88,000個の廃棄物容器を聖地に提供し、今年の巡礼がうまくいくよう支援している。