リヤド:文学・出版・翻訳委員会は日曜日、ソウル国際ブックフェア2024で「韓国でのアラビア語教育におけるサウジアラビアの役割」と題するセミナーを開催し、サウジアラビアが主賓として参加した。
サウジアラビア国営通信が報じたところによると、このイベントではサウジアラビア大使館の文化担当官アブドルアジーズ・ビン・アブドルラフマン・アル=デイール氏が講演し、アラビア語の歴史的重要性を強調した。
アル=デイール氏は、サウジアラビアがアラビア語の普及に努めていることを詳しく説明し、セム系言語のひとつであるアラビア語のルーツを強調した。また、アラビア語は、古典アラビア語(クライシュ族、タミーム族、ハワジン族、アル・アズド族の方言)によるコーランが啓示されるまで、いくつかの方言に多様化しており、アラビア半島の言語的な差異を統一した、と説明した。
アラビア語は国際的に承認された6つの言語のひとつであり、国連において世界の公用語として承認された。
この画期的な出来事により、毎年12月18日に世界アラビア語デーが制定されました。
文化担当官は、アラビア語学習を促進するために王国が国内外でセミナーを開催していることを強調した。また、サウジアラビアの大学にはアラビア語学習に関心のある人のための研究所やカレッジがあること、さらにアラビア語を世界的に広めるための奨学金や無料の学習プログラムがあることにも言及した。
最も重要なイニシアティブとして、詩のコンテスト、オンラインアラビア語辞書、テクノロジーと人工知能のアイデアを支援するアラビア語ハッカソンなどを通じてアラビア語の普及に大きく貢献しているサルマン国王アラビア語グローバルアカデミーを挙げた。