
リヤド:サルマン国王人道援助支援救援センター(KSRelief) は水曜日、専門企業と6つの協定を結んだ。イエメンおよびパレスチナに必要な医療機器と物資を提供することで、コロナウイルスの蔓延を阻止し、人々への影響を最小限にとどめることがねらいだ。
KSReliefの統括責任者であるアブドゥラ・アル・ラビーア博士は、関係諸国でのコロナウイルスの撲滅を目指した救援センターの委員会による第10回オンライン会議において、協定に署名した。
アル・ラビーア博士が議長を務めた会議では、コロナウイルスによる影響を受けている一部の国々に対して必要な医療支援を行う方法について協議した。
こうした動きの背景には、国連の機関や組織と協力して、これらの国々を援助するようにというサルマン国王の要請がある。
「6つの署名済みの協定は、国王の命令を実行するための計画の一部となります。この危機的状況において、コロナウイルスとたたかう姉妹国であるイエメンおよびパレスチナを支援するために必要な医療機器や物資の提供に関する取り決めなどが、そこに含まれます」とアル・ラビーア博士は声明で述べた。
「今回の一連の指令は、サウジアラビア王国が担う崇高な人道上の役割と、人道的な目的を達成するべく、その能力と資源を活用することへの意欲を示しています」
アル・ラビーア博士は、サルマン国王が世界保健機構(WHO)に1000万ドルの支援を行うよう指示したことについて再度言及した。国王の指示は「脆弱な医療体制をもつ国々におけるウイルスの蔓延を阻止するためにさらなる努力を行い、国際的な予防対策を講じることを目的として、WHOがすべての国家に発した緊急要請」を受けてのものだった
KSRelief委員会は、世界中のもっとも支援を必要とする国々に対して同様の支援を行う可能性について検討している。
SPA