
リヤド:サウジアラビアのチュニジア大使アブドルアジーズ・ビン・アリ・アル=サクル氏とチュニジアの設備・住宅相サラ・ザフラニ・ゼンズリ氏は、チュニジア北部のアリアナ県バクリ市において、サウジアラビア開発基金による1,568戸の住宅の引き渡しを監督した。
サウジ基金の北アフリカ事業担当ディレクターのアブドゥラー・ビン・アリ・ビン・モハメッド・アル=ザハラニ氏が出席したと、土曜日にサウジ国営通信が伝えた。
チュニジアの各県で実施されているこのプロジェクトの第一段階では、サウジ基金からの総額1億5000万ドルの優遇融資により、4715戸の社会住宅が提供される。
チュニジアの大臣は、揺るぎない支援に対する感謝と謝意をサウジアラビアに表明した。
アル=サクル大臣は、チュニジア国民に適切な住居を提供することを目的としたこのプロジェクトの恩恵を受ける家族を祝福した。
また、サウジアラビア基金がチュニジアのさまざまな地域で保証された開発プロジェクトをすべて実施することを約束した。
先月、チュニジアのカイロワンにサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王大学病院を建設し、設備を整えるための8500万ドルの契約が、SFDを通じて締結された。
このプロジェクトは、医療インフラを強化し、カイロワンを北西部および中央部の地域医療の拠点とすることを目的としている。
これにより、患者が治療のために長距離を移動する必要が減り、チュニジアの地域間の開発格差を埋めるのに役立ち、社会成長を促進し、経済活動を活性化させることが期待される。
サウジアラビアの基金は、すでに総額12億3000万ドルを超える開発軟借款を通じて、チュニジアに32の開発プロジェクトとプログラムへの資金援助を行っている。さらに、サウジアラビアは、チュニジアのさまざまな開発部門を支援するために、同基金を通じて総額1億500万ドルを超える4つの助成金を提供している。